氷菓 8話 ミステリーとタロットカード
氷菓8話の感想です。
いやー、よかったですね。

2年F組が作った映画の
自主制作感な!!
常に手振れしているカメラワーク!
チープな小道具!
そして芝居が棒な出演者達!
見事なくらい、素人の高校生が作った映像作品っていうのを表現しています。
これを見て、「朝比奈ミクルの冒険」を思い出したのは僕だけじゃないハズ…!!
そして、エンディングのスタッフロールを見て驚きました。

小西克幸、
広橋涼、
茅原美里って…
なんて豪華なキャスト陣!!
なるほど!棒な演技ではなく、
「棒な演技」の演技だったワケですね!
奥が深い…
☆仮題「ミステリー」
2年F組の自主制作映画、仮題「ミステリー」。
女帝・入須 冬実さんが仰るように、中々ミステリーしていましたね。
古い洋館で起きた殺人事件。
その第一の被害者である海藤武雄君の事件現場、

密室でした。
海藤が死んでいた控え室には鍵がかかっており、その鍵は海藤が持っていた。
さらに、窓の鍵は開いていたものの生い茂っている草には踏まれた跡は残っていない。


つまり、海藤殺しの犯人は館の中にいて、
海藤を殺した後に控え室の鍵をかけたまま
どこかへ消えてしまったという事になります。
そうなると、気になってくるのがマスターキー。
この館の鍵の在り処を知っていて、
あえてマスターキーを持ってこなかった人物、
そして、みんなで海藤を探した時にマスターキーを取りに行った人物がいます。

それは
鴻巣友里。
あからさまに怪しいのですが、
どうもフェイクっぽいんですよね~。お約束的に。
次の犠牲者が彼女じゃないかとも思いました。
☆タロットの暗示
さて、個人的に今回興味深かったのが、
古典部4人の帰り道に話していた
「4人のタロットシンボル」についてでした。
それぞれに例えられたタロットカードとその意味(正位置)がこちら。
摩耶花:正義
公正・公平、善行、均衡、誠意、善意、両立
える:愚者
自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才
里志:魔術師
物事の始まり・起源、可能性、エネルギー、才能、チャンス、感覚、創造
摩耶花とえるは、イメージ通りのシンボルなんですが、
里志の魔術師はイメージと大きく違っていたので驚きました。

データベースは答えを出せない、
自分には才能がない事を知っている。
どこか自分に関して
達観している印象のある里志には
エネルギーとか創造
は合わないような気がします。
もしかして、自分だけは逆位置の意味でシンボルを選んだ…とか?
魔術師の逆位置
混迷、無気力、スランプ、裏切り、空回り、バイオリズム低下、消極性
そして、面白かったのが奉太郎。
えると里志で奉太郎のシンボルが異なりました。
える→奉太郎:星
希望、ひらめき、願いが叶う
里志→奉太郎:力
(正)力量の大きさ、強固な意志、不撓不屈、理性、自制、実行力、知恵、勇気、冷静、持久戦
(逆)甘え、引っ込み思案、無気力、人任せ、優柔不断、権勢を振るう
えるにとっては奉太郎は自分の好奇心や、
抱えていた謎を解決してくれる、希望という印象なんでしょう。

では、里志は…
字面の印象的には逆位置の意味で
皮肉を込めて選んだような気もしますが、
里志は奉太郎に対して
一目置いている部分もあるんで、
実は、まだ出てきていないような
正位置の意味を見出していたりして…

いやー、よかったですね。

2年F組が作った映画の
自主制作感な!!
常に手振れしているカメラワーク!
チープな小道具!
そして芝居が棒な出演者達!
見事なくらい、素人の高校生が作った映像作品っていうのを表現しています。
これを見て、「朝比奈ミクルの冒険」を思い出したのは僕だけじゃないハズ…!!
そして、エンディングのスタッフロールを見て驚きました。

小西克幸、
広橋涼、
茅原美里って…
なんて豪華なキャスト陣!!
なるほど!棒な演技ではなく、
「棒な演技」の演技だったワケですね!
奥が深い…
☆仮題「ミステリー」
2年F組の自主制作映画、仮題「ミステリー」。
女帝・入須 冬実さんが仰るように、中々ミステリーしていましたね。
古い洋館で起きた殺人事件。
その第一の被害者である海藤武雄君の事件現場、

密室でした。
海藤が死んでいた控え室には鍵がかかっており、その鍵は海藤が持っていた。
さらに、窓の鍵は開いていたものの生い茂っている草には踏まれた跡は残っていない。


つまり、海藤殺しの犯人は館の中にいて、
海藤を殺した後に控え室の鍵をかけたまま
どこかへ消えてしまったという事になります。
そうなると、気になってくるのがマスターキー。
この館の鍵の在り処を知っていて、
あえてマスターキーを持ってこなかった人物、
そして、みんなで海藤を探した時にマスターキーを取りに行った人物がいます。

それは
鴻巣友里。
あからさまに怪しいのですが、
どうもフェイクっぽいんですよね~。お約束的に。
次の犠牲者が彼女じゃないかとも思いました。
☆タロットの暗示
さて、個人的に今回興味深かったのが、
古典部4人の帰り道に話していた
「4人のタロットシンボル」についてでした。

それぞれに例えられたタロットカードとその意味(正位置)がこちら。
摩耶花:正義
公正・公平、善行、均衡、誠意、善意、両立
える:愚者
自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才
里志:魔術師
物事の始まり・起源、可能性、エネルギー、才能、チャンス、感覚、創造
摩耶花とえるは、イメージ通りのシンボルなんですが、
里志の魔術師はイメージと大きく違っていたので驚きました。

データベースは答えを出せない、
自分には才能がない事を知っている。
どこか自分に関して
達観している印象のある里志には
エネルギーとか創造
は合わないような気がします。
もしかして、自分だけは逆位置の意味でシンボルを選んだ…とか?
魔術師の逆位置
混迷、無気力、スランプ、裏切り、空回り、バイオリズム低下、消極性
そして、面白かったのが奉太郎。
えると里志で奉太郎のシンボルが異なりました。
える→奉太郎:星
希望、ひらめき、願いが叶う
里志→奉太郎:力
(正)力量の大きさ、強固な意志、不撓不屈、理性、自制、実行力、知恵、勇気、冷静、持久戦
(逆)甘え、引っ込み思案、無気力、人任せ、優柔不断、権勢を振るう
えるにとっては奉太郎は自分の好奇心や、
抱えていた謎を解決してくれる、希望という印象なんでしょう。

では、里志は…
字面の印象的には逆位置の意味で
皮肉を込めて選んだような気もしますが、
里志は奉太郎に対して
一目置いている部分もあるんで、
実は、まだ出てきていないような
正位置の意味を見出していたりして…
