てんむす ７巻 それぞれの「闘う理由」

てんむす７巻の感想です。

いやー、良かったですね！






尾張大付属高校食い道部部長

赤西陽菜ちゃんな！！











昨年度、天食祭中部ブロック予選チャンピオン。
そして、天食祭への椅子を懸けた
結日高校食い道部の準決勝対戦校の部長。









７巻の表紙で飾られているクールな面影。
そして、対戦中に見せる鬼のような食べっぷり。














そんな赤西陽菜の素顔は
弟君ラブのブラコンお姉ちゃんでした。

そして、そんな彼女が
天食祭の頂点、天娘を目指す理由。
それは…

重い病気で苦しむ弟を治すため。




もともとは、
その年の豊穣を神様に
感謝する為に行われていた天食祭。


天と人との橋渡しを担う天娘は
神様に直接、願をかけられるそうで…






それを知った赤西陽菜は
弟の病気を治すべく、食い道部を設立しました。

もー、そんな陽菜ちゃんが健気すぎて…！！

それに対し、天娘の願掛けのことを知った
結日高校のメンバーの願いというと…






１００％
私利私欲でしたｗ








病気の弟のため、
陽菜の負けられない理由を知った天子は迷ってしまいます。
自分たちに陽菜と戦う資格があるのかと…

しかし、そんな天子の背中を押したのはマネージャーの忍足九士郎。



３年の僕達にとっては次の試合が
天食祭本妻に出場できるラストチャンス。
負けられないのは僕らも一緒なんだ。

今までの対戦相手だってそうさ。

だからさ、天子ちゃんが考えるのもわかるけど、
まずは次の試合に全力を尽くそう。

結日高校食い道部としてさ。



そう、彼女達、結日高校食い道部は
何回もの勝負を乗り越えて、準決勝の舞台に駒を進めました。






















長女体大食い道部。
以勢日輪高校食い道部。

彼女達の努力、想い、涙を
乗り越えて上がってきた舞台。

勝者というのは、自らの手で下してきた
敗者達の想いを背中に乗せているのです。

戦えないなんて、言わせねえよ。


負けられない、負けたくないのは、どこも一緒。

陽菜、立浪部長、二子、天子…
彼女達それぞれの想いを抱えながら、
天食祭中部ブロック予選準決勝が始まります！！

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