と~しきくんの感想diary

Yahooブログで「うっかりトーちゃんのま~ったり日記」というブログをやっていました。ヤフブロからはてなに流れ着く。アニメや漫画の感想を書きます。

氷菓17話 才能は、時に残酷な程に輝く

氷菓の17話を見ました。

いやー、よかったですね。

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入須冬実
in手芸部な!!







あの女帝入須先輩だっておんなの子!
手芸部で売られている可愛い人形を
前にしたらこんな表情にもなるってモンですよ!

それにしても、イチゴにさくらんぼにパイナップル…
手芸部は自作の被り物を被るのがノルマなのかいっ!?

里志に至っては土星だったしw

才能は、時に残酷な程に輝く
カンヤ祭編、十文字事件が終わりました。

僕は、この17話を見て涙が止まりませんでした。

なぜなら、すごく分かるからです。

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田名辺先輩の気持ちが、
河内先輩の気持ちが、
そして、里志の気持ちが。




凡人がどれだけ努力しても到達できない「才能」という壁。
一生懸命やればやるほど、大好きでのめりこんだ事にほど、
その壁は、本当に残酷な程「現実」をたたきつけます。

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前年度のカンヤ祭で売られた
同人誌「夕べには骸に」


この名作を手がけた3名のうち
2名は全くの素人でした。




凡人である我々が、才能に出会ったとき
きっと純粋に「凄い」と思うでしょう。

たとえば野球だったらイチローのスーパープレイを見たら感動するし、
短距離走だったらボルトの走りには「凄い」としか言えません。

しかし、もしその才能が
自分の頑張っていた事で、全くの素人に見出してしまったら?

悔しいよ。
納得いかないよ。
でも、しょうがないよ。

才能というのは、時に残酷な程に輝く。
自分には無いという現実を受け入れて、人は大人になるのかもしれません。

期待は絶望から生まれる
古典部から校了原稿が失われ、目標を完遂した十文字。
里志に期待していたと言い、去っていった谷君を尻目に、
里志は、摩耶花に自分の気持ちを少しだけ吐露します。

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自分に自信がある時は
期待なんて言葉を
だしちゃいけない。


期待っていうのは、
諦めから出る言葉なんだよ…




クドリャフカの順番」の作画を陸山に期待した田名辺。
十文字事件の真相究明を奉太郎に期待した里志。

彼らの心情は、こうだったのではないでしょうか。

自分で出来るんだったらやっている!!

田名辺にとっての漫画。
里志にとっての推理。
彼らにとって好きだった事への情熱は並々ならない物だったはずです。
出来る事なら、「クドリャフカの順番」を描きたかった…。
出来る事なら、「十文字事件」を自らの手で解決したかった…。

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でも、自分には出来ない。
自分には決して追いつけない
「才能」を知ってしまったから…。







自身の現実を知り、受け入れて
その才能に託す「期待」。

田名辺の期待に応えなかった陸山が悪いんじゃない。
陸山にも好きな事、やりたい事の順位があって、
彼にとって漫画は低い位置にあっただけだから。

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ただ、それは田名辺にとって、
とても残酷な事でした。







受け入れられなかった河内先輩と摩耶花の涙

カンヤ祭終了後、
摩耶花は河内先輩を訪ねます。
彼女がガツンとやられた名作「夕べには骸に」を持って。

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河内先輩は「夕べには骸に」を持っていました。
しかし、最後まで読む事を頑なに拒みます。
この本の原作を担当した安城 春菜が漫画に関しては
素人で、その才能を目の当たりにする事が恐かったから。

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そして、摩耶花は知ります。
「夕べには骸に」には一枚劣るけど
良作であった「ボディトーク」を
描いたのが河内先輩だったと。





摩耶花が河内先輩に言った言葉
「名作は、名作として生まれてくるんです」

そんな事、河内は始めから知っていた。
知っていたけど、認めたくなかった。
「天才は、天才として生まれてくる」事を認めるみたいで…
だったら、好きで一生懸命頑張ってきた
今までの私はどうなるんだ。納得できないよ。

自分にはとても到達できない才能を前にして、
それを受け入れ「期待」という形で託した田名辺・里志。
それを受け入れられず、心の奥にしまいこんだ河内。

同じ凡人として、どちらの気持ちも痛いくらい分かる。
彼らの挫折・痛みを思うと、僕は涙が止まりませんでした。

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