けいおん!! 最終回 その2 手のポーズに見る、唯と和の関係性
けいおん!!最終回の感想その2です。
いや~、良かったですね~!!
ボケるムギな!!

うちわに
しちゃうとか~。
卒業式の会場に持ってきてしまった、さわ子先生への寄せ書き。
式の間どうしよう、という話になって飛び出したムギのボケ。
何が良かったってさ、ちゃんと澪がツッコんであげているって所ですよ。
「いや、そういうのいらないから、卒業式に…」ってさ。
ムギがボケて、澪がツッコむ…
これって14話でムギが求めていた関係じゃないですか!
紬が憧れていた「律と澪」「唯と梓」のような距離感の極めて近い関係。
夏期講習で律に教えてもらって以来、少しずつ出来るようになってきた紬のボケ。
それに対して遂に澪からのツッコミをもらえた…
さりげないシーンですが、紬の成長が伺える場面ではないかと感じました。
さらに!
その直後に唯がボケを被せてくるんですよね。
「さわちゃんに預かってもらうか~」と。

それを聞いたムギの表情…
ここ!
この表情ですよ!!
「唯ちゃん、面白~い」
ってトコでしょうか…。
ボケに関しては一枚上手の唯の発言を聞いて笑っているムギ。
唯のボケに楽しみつつ、更にムギはボケを磨いていくんだろうなー、と感じました。
これは後述いたしますが、セリフもない一瞬の描写だけで
視聴者にストーリーを伝えてくる京アニというスタジオは本当に凄すぎると思います。
関連:けいおん!! 最終回 その1 これは「はじまり」の物語
けいおん!!14話 その2 紬が本当に欲しかったモノ
☆唯と和の関係性
さて、最終回の感想その2では彼女達について考えます。
平沢唯と真鍋和。
幼稚園の頃からずっと一緒だった…
というか和にくっついて来る唯というのが二人の関係でした。
それが、高校に入って初めて唯は和の手を離れ、「軽音部」に入り3年間を過ごしました。
そして、ずっと一緒だった二人は大学進学で初めて別の進路を進む事に…
唯にとって、卒業とは本当の意味で
和の手元から離れていくことを意味しているのかもしれません。

まー、卒業式当日も唯は登校途中で
転んで破けたタイツを替えるのに
和に付き合ってもらってますがねw
この場面がすごい。
クラスで卒業証書を受け取った後の唯達と和。

私、
生徒会室に寄っていくわ。
階段を上っていく唯。階段を下りていく和。
唯たちが軽音部で過ごしてきたように、和にも生徒会として活動してきた3年間があります。
それぞれが、それぞれの青春を過ごしてきた場所へと向うこの場面。
ずっと一緒にいたはずの友人との別れ、そんな事を表現しているように感じます。
そして、一番印象的だったのがこの場面。
分かれる直前、和に「一緒に帰ろう」と言う唯。
それに対して何も言わずに示した手のポーズ。


何も言わなくても伝わる「了承」のサイン。
唯にも伝わり、おなじポーズをします。
この手のポーズは何を意味しているのか?
僕は、これじゃないかと思います。

けいおん!!5話にて、梓が
ジャズ研の1年生に教えてあげた
指が動くようになるストレッチ。
作中に描写はなく、僕の私見でしかありませんが、
唯がギターを始めたばかりの頃、
和にも付き合ってもらって、このストレッチをしていたのではないでしょうか。
(ちなみに、憂は唯に付き合って一緒にストレッチをしていたとの事)
それぞれ青春を過ごした場所は違うけれど、
卒業後に進む道も分かれるけれど、
二人で練習をした日々を忘れることなんて無い。
そんな唯と和の絆のようなモノが、あの手のポーズには含まれているのではないかと感じました。


…今日はここまで!
その3に続きます!
関連記事:
けいおん!DVD3巻 律のリーダシップ 和の親心
けいおん!12話 追記 和・憂・さわ子から見た「軽音!」
けいおん!!8話 「進路!」 和の爆笑、さわ子の微笑
けいおん!! 23話 その1 「思い出」を巡るすごろく

いや~、良かったですね~!!
ボケるムギな!!

うちわに
しちゃうとか~。
卒業式の会場に持ってきてしまった、さわ子先生への寄せ書き。
式の間どうしよう、という話になって飛び出したムギのボケ。
何が良かったってさ、ちゃんと澪がツッコんであげているって所ですよ。
「いや、そういうのいらないから、卒業式に…」ってさ。
ムギがボケて、澪がツッコむ…
これって14話でムギが求めていた関係じゃないですか!
紬が憧れていた「律と澪」「唯と梓」のような距離感の極めて近い関係。
夏期講習で律に教えてもらって以来、少しずつ出来るようになってきた紬のボケ。
それに対して遂に澪からのツッコミをもらえた…
さりげないシーンですが、紬の成長が伺える場面ではないかと感じました。
さらに!
その直後に唯がボケを被せてくるんですよね。
「さわちゃんに預かってもらうか~」と。

それを聞いたムギの表情…
ここ!
この表情ですよ!!
「唯ちゃん、面白~い」
ってトコでしょうか…。
ボケに関しては一枚上手の唯の発言を聞いて笑っているムギ。
唯のボケに楽しみつつ、更にムギはボケを磨いていくんだろうなー、と感じました。
これは後述いたしますが、セリフもない一瞬の描写だけで
視聴者にストーリーを伝えてくる京アニというスタジオは本当に凄すぎると思います。
関連:けいおん!! 最終回 その1 これは「はじまり」の物語
けいおん!!14話 その2 紬が本当に欲しかったモノ
☆唯と和の関係性
さて、最終回の感想その2では彼女達について考えます。
平沢唯と真鍋和。
幼稚園の頃からずっと一緒だった…
というか和にくっついて来る唯というのが二人の関係でした。
それが、高校に入って初めて唯は和の手を離れ、「軽音部」に入り3年間を過ごしました。
そして、ずっと一緒だった二人は大学進学で初めて別の進路を進む事に…
唯にとって、卒業とは本当の意味で
和の手元から離れていくことを意味しているのかもしれません。

まー、卒業式当日も唯は登校途中で
転んで破けたタイツを替えるのに
和に付き合ってもらってますがねw
この場面がすごい。
クラスで卒業証書を受け取った後の唯達と和。

私、
生徒会室に寄っていくわ。
階段を上っていく唯。階段を下りていく和。
唯たちが軽音部で過ごしてきたように、和にも生徒会として活動してきた3年間があります。
それぞれが、それぞれの青春を過ごしてきた場所へと向うこの場面。
ずっと一緒にいたはずの友人との別れ、そんな事を表現しているように感じます。
そして、一番印象的だったのがこの場面。
分かれる直前、和に「一緒に帰ろう」と言う唯。
それに対して何も言わずに示した手のポーズ。


何も言わなくても伝わる「了承」のサイン。
唯にも伝わり、おなじポーズをします。
この手のポーズは何を意味しているのか?
僕は、これじゃないかと思います。

けいおん!!5話にて、梓が
ジャズ研の1年生に教えてあげた
指が動くようになるストレッチ。
作中に描写はなく、僕の私見でしかありませんが、
唯がギターを始めたばかりの頃、
和にも付き合ってもらって、このストレッチをしていたのではないでしょうか。
(ちなみに、憂は唯に付き合って一緒にストレッチをしていたとの事)
それぞれ青春を過ごした場所は違うけれど、
卒業後に進む道も分かれるけれど、
二人で練習をした日々を忘れることなんて無い。
そんな唯と和の絆のようなモノが、あの手のポーズには含まれているのではないかと感じました。


…今日はここまで!
その3に続きます!
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