てんむす 10巻 ごちそうさまでした!
てんむすの最終巻、10巻を読みました。
10巻では春風天子達の青春、天食祭本戦が描かれていたワケですが…
読んでいて正直、中部予選より燃えませんでした。
僕は、「てんむす」という作品の魅力の一つに
「一人一人の大食い競技に懸ける想い」があると思っています。
数ある部活の中から、大食い競技を選んだ理由、
大会までに培ってきた努力・練習の日々…
そんな、勝負に懸ける想いや熱意が、主人公サイドの結日高校だけでなく、
対戦相手一人一人丁寧に描かれていて、僕はそこに凄く心を打たれました。
だからかな…
天食祭本戦の総当たり戦という対戦方式だと、
選手達のバックボーンがあまり見えてこなかったんですよね。
僕は見たかった。

結日高校を何かと挑発してくる
東京青葉学園、村上マリーのバックボーンを…
無名校、秋田サンライズ高校がこれまでどんな努力を積んできたのかを…
そして、最強の龍聖学院部長、三日月かずえが大食い競技を選んだ理由を…。
連載終了まで駆け足で進めていく事になる、
天食祭本戦での総当たり戦という対戦方式を決めたのが、
稲山先生なのか、チャンピオン編集部なのかは分かりません。
ただ、中部予選で僕の心の琴線を響かせてくれた、
彼女達のバックボーンを、僕は見たかった。
…とまぁ、それはそれ!これはこれ!!
全10巻で完結した「てんむす」
むっちゃアツくて面白い漫画でございます!!
僕が選ぶ名勝負ベスト3をご紹介したいと思います。
☆3位:春風天子(結日高校)VS烏井美里(以勢日輪高校)

まずは3位!
中部予選3回戦、第2試合!
アツアツ麻婆豆腐対決!!
主人公天子と勝負するのは
歴史と伝統はあるものの、
部員も集まらなくなるほど寂れてしまった
以勢日輪高校の正部員、烏井さん。
早く、多く食べなくてはならない大食競技において熱さというのは大きな壁。
周りのアドバイスを聞かずにガッツく天子が大食競技の厳しさを初めて知る勝負でもあるのですが、
烏井さんと竹山田部長の、これまで築き上げてきた努力ってのが凄く伝わってくるんですよね。
序盤からリードされている展開で竹山田部長の不安そうな視線を受けて
「部長、私が負けるかもとか心配しているんですか?」
とラッシュをかける烏井さんを見ているとね…
これまで積み上げてきた努力は無駄じゃない。
そんな以勢日輪高校の想いが伝わってくる勝負だったと思います。
関連記事:てんむす6巻 がんばれ!以勢日輪高校食い道部!!
☆2位:立浪百合亜(結日高校)VS赤西陽菜(尾張大付属高校)

2位はこちら!
天食祭本戦への出場権をかけた準決勝第一試合。
部長同士が激突する広島風お好み焼き対決。
天食祭優勝者、天娘は神様に直接、願をかけられるそうで…
弟の病気を治してもらうことを願うために、天娘を目指す赤西陽菜。
対するは、相手もペースも準決勝というプレッシャーも関係ない…、
「この世界にあるのは私とコップと広島風お好み焼きだけ」
と極限の集中力で戦う立浪部長。
僕が初めてチャンピオンを読んで
「てんむす」という作品に出会ったのもこの対決でした。
関連記事:てんむす 7巻 それぞれの「闘う理由」
☆1位:井端二子(結日高校)VS青葉響香(尾張大付属高校)

そして、僕が選ぶ名勝負第一位は
準決勝の第2試合、親子丼対決です。
この勝負は、も~!
どっちにも凄く感情移入してしまいました。
1年前は大食い競技をナメていた青葉響香。
苦手な練り物を克服する練習をサボり、天食祭本戦で惨敗を味わいます。
本気で取り組んでいた赤西陽菜たちの足を引っ張ってしまった後悔から、
練習に練習を重ね、今年の中部予選に臨んだ響香。
対する二子、序盤は大舞台のプレッシャーから本来の実力が出せません。
そんな二子を動かしたもの。それは怒りでした。
自分が次鋒に選ばれたのは、先鋒で部長が勝ち、
勢いに乗った状態で勝負に臨ませようとした忍足マネージャーの作戦。
つまり、一番楽なポジションだから。
そこに、後輩の天子やライバル遊じゃなく、自分が選ばれた…
自分が一番役立たずだから。
勝負にかける思いやバックボーン…
僕が「てんむす」で感動するポイントがギュッと詰まった対決だと思います。
あぁ、読み返していて涙が止まらないw
関連:てんむす 8巻 『勝つんだ』
と、いうワケで「てんむす」
僕の心の琴線をグラングラン響かせる素晴らしい作品でした!
本当に、ごちそうさまでした!!
…最後に一言!

ひなりん
かわいいよ、ひなりん
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10巻では春風天子達の青春、天食祭本戦が描かれていたワケですが…
読んでいて正直、中部予選より燃えませんでした。
僕は、「てんむす」という作品の魅力の一つに
「一人一人の大食い競技に懸ける想い」があると思っています。
数ある部活の中から、大食い競技を選んだ理由、
大会までに培ってきた努力・練習の日々…
そんな、勝負に懸ける想いや熱意が、主人公サイドの結日高校だけでなく、
対戦相手一人一人丁寧に描かれていて、僕はそこに凄く心を打たれました。
だからかな…
天食祭本戦の総当たり戦という対戦方式だと、
選手達のバックボーンがあまり見えてこなかったんですよね。
僕は見たかった。

結日高校を何かと挑発してくる
東京青葉学園、村上マリーのバックボーンを…
無名校、秋田サンライズ高校がこれまでどんな努力を積んできたのかを…
そして、最強の龍聖学院部長、三日月かずえが大食い競技を選んだ理由を…。
連載終了まで駆け足で進めていく事になる、
天食祭本戦での総当たり戦という対戦方式を決めたのが、
稲山先生なのか、チャンピオン編集部なのかは分かりません。
ただ、中部予選で僕の心の琴線を響かせてくれた、
彼女達のバックボーンを、僕は見たかった。
…とまぁ、それはそれ!これはこれ!!
全10巻で完結した「てんむす」
むっちゃアツくて面白い漫画でございます!!
僕が選ぶ名勝負ベスト3をご紹介したいと思います。
☆3位:春風天子(結日高校)VS烏井美里(以勢日輪高校)

まずは3位!
中部予選3回戦、第2試合!
アツアツ麻婆豆腐対決!!
主人公天子と勝負するのは
歴史と伝統はあるものの、
部員も集まらなくなるほど寂れてしまった
以勢日輪高校の正部員、烏井さん。
早く、多く食べなくてはならない大食競技において熱さというのは大きな壁。
周りのアドバイスを聞かずにガッツく天子が大食競技の厳しさを初めて知る勝負でもあるのですが、
烏井さんと竹山田部長の、これまで築き上げてきた努力ってのが凄く伝わってくるんですよね。
序盤からリードされている展開で竹山田部長の不安そうな視線を受けて
「部長、私が負けるかもとか心配しているんですか?」
とラッシュをかける烏井さんを見ているとね…
これまで積み上げてきた努力は無駄じゃない。
そんな以勢日輪高校の想いが伝わってくる勝負だったと思います。
関連記事:てんむす6巻 がんばれ!以勢日輪高校食い道部!!
☆2位:立浪百合亜(結日高校)VS赤西陽菜(尾張大付属高校)

2位はこちら!
天食祭本戦への出場権をかけた準決勝第一試合。
部長同士が激突する広島風お好み焼き対決。
天食祭優勝者、天娘は神様に直接、願をかけられるそうで…
弟の病気を治してもらうことを願うために、天娘を目指す赤西陽菜。
対するは、相手もペースも準決勝というプレッシャーも関係ない…、
「この世界にあるのは私とコップと広島風お好み焼きだけ」
と極限の集中力で戦う立浪部長。
僕が初めてチャンピオンを読んで
「てんむす」という作品に出会ったのもこの対決でした。
関連記事:てんむす 7巻 それぞれの「闘う理由」
☆1位:井端二子(結日高校)VS青葉響香(尾張大付属高校)

そして、僕が選ぶ名勝負第一位は
準決勝の第2試合、親子丼対決です。
この勝負は、も~!
どっちにも凄く感情移入してしまいました。
1年前は大食い競技をナメていた青葉響香。
苦手な練り物を克服する練習をサボり、天食祭本戦で惨敗を味わいます。
本気で取り組んでいた赤西陽菜たちの足を引っ張ってしまった後悔から、
練習に練習を重ね、今年の中部予選に臨んだ響香。
対する二子、序盤は大舞台のプレッシャーから本来の実力が出せません。
そんな二子を動かしたもの。それは怒りでした。
自分が次鋒に選ばれたのは、先鋒で部長が勝ち、
勢いに乗った状態で勝負に臨ませようとした忍足マネージャーの作戦。
つまり、一番楽なポジションだから。
そこに、後輩の天子やライバル遊じゃなく、自分が選ばれた…
自分が一番役立たずだから。
勝負にかける思いやバックボーン…
僕が「てんむす」で感動するポイントがギュッと詰まった対決だと思います。
あぁ、読み返していて涙が止まらないw
関連:てんむす 8巻 『勝つんだ』
と、いうワケで「てんむす」
僕の心の琴線をグラングラン響かせる素晴らしい作品でした!
本当に、ごちそうさまでした!!
…最後に一言!

ひなりん
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