けいおん! 鈴木純という少女について考える その1
最近、『けいおん!』の事を思うとき、
鈴木純ちゃんのことをよく考えています。

純の、この笑顔が大好き。
白い歯を見せてニカッと笑うんです。
鈴木純。
梓や憂の友達であり、
軽音部じゃなく、ジャズ研に入った「もう一人の後輩」。
彼女の存在は、クローズドになりがちな「HTTの世界」を
少し離れた立場から、客観的に見つめる役目を担っていました。
また、型にはまらない自由奔放な性格は、
真面目な性格の梓・おおらかな憂と一緒にいる事により、
後輩トリオの物語をかき混ぜるムードメーカー的な役割も担っていたように感じます。
そんな、サブキャラであるものの重要な役どころであった純。
「けいおん!」シリーズの中で
鈴木純という少女が求めていた事。
鈴木純という少女に求められていた事。
このテーマについて、2回に分けて考えてみたいと思います。
☆純が求めていた事
純がはじめて登場したのは
『けいおん!』8話「新歓!」においてでした。

軽音部にカッコいいイメージを
持って部活見学に来たはいいものの、
そこで純が見た「先輩」たちは
お世辞にもカッコいいとは言えない姿ばかりで…
結局、純は軽音部ではなくジャズ研に入ることを決めます。
ジャズ研にした理由は「カッコいい先輩がいるから」。
純を語る上で「カッコいい先輩」「憧れの先輩」というのがキーワードとなると思います。
2年生になり、梓や憂と一緒にいる描写が増えてからも
純がジャズ研について話すときは「先輩が~」と語る事が多い事に気付きます。
(これは梓もですが…)

そして、
純の特徴として挙げられるのが
「秋山澪への憧れ」です。
同じベーシストとしての尊敬の念、美人である事、さらさらヘアー(オイ)…。
純が梓に度々言う「軽音部ズルイ!うらやましい!」という言葉の中には
合宿の多さなどのハード面が半分、もう半分が澪という「憧れの先輩がいる」事が含まれているのです。
そう、鈴木純という少女の心には「憧れの先輩」という存在が大きい。
高校生という思春期ど真ん中、人間としてこれから白くも黒くもなる時期にとって
1・2学年上の先輩という存在はある意味「自分の指針」となるほど影響があるものだと思います。

ゴールデンチョコパンで打つホームランくらい遠くても
憧れの先輩放つ光 近づきたい
だってああ…カッコイイんだもん、羨ましいんだもん!!
(純のイメージソング:純情Bomber!!より)
これはあくまで私見ですが、純って実はコンプレックスが強い子だと思います。
クセっ毛もそうですし、しきりと梓を羨ましがる所は「自分に足りないモノ」を自覚した裏返しとも言えます。
一見、自由奔放に見えるけれども、その裏では持たざる者として悩む等身大の姿がある。
だからこそ「カッコいい先輩」「憧れの先輩」に対する想いが強いのではないでしょうか。
鈴木純が求めたモノ。
それは「自分の指針」となる「憧れの先輩」という存在。
そんな事を感じました。
☆ジャズ研にはジャズ研の青春がある
けいおん!!13話。
夏祭りの帰り道、梓は純に軽音部へ入らないかと誘います。

そのラブコールに対して純は
「来年、新入部員が入らなかった(入る)」
と答えました。
この言葉は半ば本当になり、
3年生が卒業するまで
純が軽音部に入る事はありませんでした。
普段から「軽音部は羨ましい」と言っていたのに、この時点で入らなかった理由。
僕はこう考えます。
純には純のジャズ研での青春があったから。
作中では決して描かれる事はありませんでしたが、
純もジャズ研で一生懸命練習をしていた事は想像に難くありません。
そして、彼女がジャズ研に入るきっかけである「カッコいい先輩」。
純にとって指針となるべき存在の「先輩」と過ごした青春がジャズ研にはある。
その先輩達を裏切って軽音部に行くことなんて出来なかったのではないでしょうか。
少なくとも、先輩が卒業するまでは…
☆次回予告!
さて、その1では鈴木純という少女が求めていた事について考えました。
次回は逆に鈴木純という少女に求められていた事(役割)について考えてみます。

テーマは、
後輩トリオの相互補完性。
お付き合いいただけると嬉しいです。
関連記事:
けいおん!4巻 憂はどうしてそんな表情をしているの?
けいおん!!5話 うなじトリオの一日
けいおん!! 最終回 その3 もしやこれって青春!?
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鈴木純ちゃんのことをよく考えています。

純の、この笑顔が大好き。
白い歯を見せてニカッと笑うんです。
鈴木純。
梓や憂の友達であり、
軽音部じゃなく、ジャズ研に入った「もう一人の後輩」。
彼女の存在は、クローズドになりがちな「HTTの世界」を
少し離れた立場から、客観的に見つめる役目を担っていました。
また、型にはまらない自由奔放な性格は、
真面目な性格の梓・おおらかな憂と一緒にいる事により、
後輩トリオの物語をかき混ぜるムードメーカー的な役割も担っていたように感じます。
そんな、サブキャラであるものの重要な役どころであった純。
「けいおん!」シリーズの中で
鈴木純という少女が求めていた事。
鈴木純という少女に求められていた事。
このテーマについて、2回に分けて考えてみたいと思います。
☆純が求めていた事
純がはじめて登場したのは
『けいおん!』8話「新歓!」においてでした。

軽音部にカッコいいイメージを
持って部活見学に来たはいいものの、
そこで純が見た「先輩」たちは
お世辞にもカッコいいとは言えない姿ばかりで…
結局、純は軽音部ではなくジャズ研に入ることを決めます。
ジャズ研にした理由は「カッコいい先輩がいるから」。
純を語る上で「カッコいい先輩」「憧れの先輩」というのがキーワードとなると思います。
2年生になり、梓や憂と一緒にいる描写が増えてからも
純がジャズ研について話すときは「先輩が~」と語る事が多い事に気付きます。
(これは梓もですが…)

そして、
純の特徴として挙げられるのが
「秋山澪への憧れ」です。
同じベーシストとしての尊敬の念、美人である事、さらさらヘアー(オイ)…。
純が梓に度々言う「軽音部ズルイ!うらやましい!」という言葉の中には
合宿の多さなどのハード面が半分、もう半分が澪という「憧れの先輩がいる」事が含まれているのです。
そう、鈴木純という少女の心には「憧れの先輩」という存在が大きい。
高校生という思春期ど真ん中、人間としてこれから白くも黒くもなる時期にとって
1・2学年上の先輩という存在はある意味「自分の指針」となるほど影響があるものだと思います。

ゴールデンチョコパンで打つホームランくらい遠くても
憧れの先輩放つ光 近づきたい
だってああ…カッコイイんだもん、羨ましいんだもん!!
(純のイメージソング:純情Bomber!!より)
これはあくまで私見ですが、純って実はコンプレックスが強い子だと思います。
クセっ毛もそうですし、しきりと梓を羨ましがる所は「自分に足りないモノ」を自覚した裏返しとも言えます。
一見、自由奔放に見えるけれども、その裏では持たざる者として悩む等身大の姿がある。
だからこそ「カッコいい先輩」「憧れの先輩」に対する想いが強いのではないでしょうか。
鈴木純が求めたモノ。
それは「自分の指針」となる「憧れの先輩」という存在。
そんな事を感じました。
☆ジャズ研にはジャズ研の青春がある
けいおん!!13話。
夏祭りの帰り道、梓は純に軽音部へ入らないかと誘います。

そのラブコールに対して純は
「来年、新入部員が入らなかった(入る)」
と答えました。
この言葉は半ば本当になり、
3年生が卒業するまで
純が軽音部に入る事はありませんでした。
普段から「軽音部は羨ましい」と言っていたのに、この時点で入らなかった理由。
僕はこう考えます。
純には純のジャズ研での青春があったから。
作中では決して描かれる事はありませんでしたが、
純もジャズ研で一生懸命練習をしていた事は想像に難くありません。
そして、彼女がジャズ研に入るきっかけである「カッコいい先輩」。
純にとって指針となるべき存在の「先輩」と過ごした青春がジャズ研にはある。
その先輩達を裏切って軽音部に行くことなんて出来なかったのではないでしょうか。
少なくとも、先輩が卒業するまでは…
☆次回予告!
さて、その1では鈴木純という少女が求めていた事について考えました。
次回は逆に鈴木純という少女に求められていた事(役割)について考えてみます。

テーマは、
後輩トリオの相互補完性。
お付き合いいただけると嬉しいです。
関連記事:
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